プロフィール
ルキポン
ルキポン
収集癖に悩まされてます。
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 2人
アクセスカウンタ
Flag Counter

2021年05月26日

2021.5.3/4 「MFE01」

5月3~4日に開催されたミルシムイベント「MFE01」に参加してきました。

2021.5.3/4 「MFE01」

今回は前回の「Mason rock.V3 Phase4」と違い、ドイツ連邦軍部隊での参加。
MFEは米陸軍特殊部隊グリーンベレーになるための訓練課程(Qコース)終盤の演習"Robin Sage"をモチーフにしており、チーム分けも訓練部隊となるBlueチームと対抗部隊OPFORとなるRedチームに分けられます。
ドイツ連邦軍分隊は総勢12名(予定では14名)からなり、Blueチーム第3分隊"Chimera"として一個分隊を編成する規模となりました。
12名という人数だったので、頭脳となる指揮班"Ziege"(山羊)2名、ノンバリ偵察班"Schlange"(蛇)5名、バリ火力班"Löwe"(獅子)5名の3班で編成、自分はLöweの班長補佐/班無線手というポジションを拝領。

詳しい状況中内容などは分隊長殿シカさんにお任せ。

ACT1はBlueが防御側ということもあり、終盤のRed攻勢開始までMGチームへの伝令で移動する以外はほぼ座りっぱなしでした。
地形的に伏せることが難しく、また起伏の都合上視界をとるために姿勢を高くする必要があったので座っていました。ケツに悪い。
「自然環境下において輪郭のはっきりしたものは目に留まる」という話を聞いたことがあるので、ギリーまでとは言わなくともメットの上からスカーフを被ったり簡易な偽装を施したりするべきだったなと振り返ってみて思っています。

2021.5.3/4 「MFE01」
photo by いなさん
班長(右)とともに前方監視中。分隊行動記録のためにGoproを付けていましたが、ACT1は座っているだけの絵面しか撮れてません…。

2021.5.3/4 「MFE01」
photo by いなさん

終盤の防御戦闘時、Blue小隊長付き軍曹の指揮下でLöwe班長とともに3名で西方へ迂回し南方のRed後方から攻撃を仕掛けるという行動に出たのですが、今MFEで一番疲れた行動でした。
足場も悪く起伏のある土地を敵に撃たれないようダッシュで駆け抜けたのですが…ま~~背中に背負ったMunroが邪魔で……。
ファステックスだったりタブだったりでクイックリリースが出来ればいいんですが…官給ベルゲンといいMunroといいそれができないのが難点。

2021.5.3/4 「MFE01」
photo by いなさん
前方に敵がいるため姿勢を低くし前進中。ルールで設定されている予備弾薬用ペナルティ水の影響でバックパックがかなり引っ張られていて動きにくかった。

ACT2はBlueが攻撃側だったので歩く時間も長く、終盤の戦闘も激しいものになりました。
攻撃側での行動時は休息タイミングが難しいですね…。かといってのどが渇いていないからと水分を摂らないのもいけませんし、やはりハイドレのようなサッと口につけれるアイテムは偉大です。
前回と違いACT2終盤でもまだ肉眼でもなんとか見えるぐらいには明るかったです。弾が見えるトレーサーは相変わらず便利でした。ただでさえ長い銃の全長が伸びるのが難点でしたけど……。
Goproの代わりにLUCIEマウントを付けていたのですが、G36のスコープを覗こうとするとマウントがホロサイトに干渉してめちゃくちゃ邪魔でした。覗き方がわからん…。

2021.5.3/4 「MFE01」
photo by いなさん
油断していると銃口が地面についてしまうことがしばしば…。

2021.5.3/4 「MFE01」
photo by いなさん
ACT2ではマウントがめっちゃ右に傾いていたとはいえ、構えるたびにガチャガチャぶつかるし覗きづらいしで終始なんやコレ…になってました。
写真見て気づいたんですがAbreissplatteの脱落防止ワイヤー取れてるやん……メディックポーチ落とさなくてよかった……。

ACT3序盤~中盤はゆっくりと進出し敵の出方を窺いつつ目標地点到達後は防衛ということでしたが目立った動きはなく、中盤~終盤はうって変わって敵前線の突破という激しい行動を行いました。
稜線上では極力姿勢を高くすべきでないのですが、敵を探すことに集中するあまり頭を上げがちになり案の定撃たれてしまいました。ヘルメットがなければ即〇だった……。まぁ映画みたいにすぐ後で顔面ブチ抜かれましたが

状況終了後は終礼を行いBlueチームのみ腕立て+遺失物捜索をした後、撮影を行いました。
ACT1のダッシュが一番疲れたと書きましたが、腕立て+遺失物捜索のほうがしんどかった………。

2021.5.3/4 「MFE01」
photo by いなさん
ベレー統制での集合写真。前列左端が自分。

今回は事前準備としてゲームを利用した無線練習を行うなど様々な取り組みをしたのでイベント前から楽しかったです。
ドイツ連邦軍の皆さん、お疲れさまでした。めっちゃ楽しかったです。

2021.5.3/4 「MFE01」
前回Contraとして共に戦い今回は敵だったBarちゃんさんと。わざわざ遺失物捜索終わるまで待ち伏せ待っててくださってました。ウレシイウレシイ…。
陸一般を裏切ったので状況中ドイツ兵を見かけるたびに捜索されていたらしい……。



今回はドイツ連邦軍バリ班の班無線手での参加ということだったので、31空挺の装備を参考に無線手をイメージしつつミルシムに必要なものを合わせて組みました。
2021.5.3/4 「MFE01」
photo by いなさん
マガジン抜けかけてるぞタコォ!!!!!!

2021.5.3/4 「MFE01」

メットはTC3000代わりにMICHレプリカにカバーを被せたもの。夜間状況のために無くしてもいいシュアレプリカHL1を付けています。
3代目プレキャリのフロントは伏せることを考慮し、アインツェルとドッペルパネルを並べた上にピストルポーチを重ね、胸にはメモとペン、紙地図とナビ用スマホを入れたミニユーティリティを置くだけにしてなるべく薄く構築。これでも伏せると抵抗感が大きかったです。
左カマバンは前寄りにドッペルと伏せても抜けるように下向きアインツェル、後ろにラジオポーチを配置。右カマバンにはアインツェルとその上にデッドマーカー用のMS2000を入れたストロボポーチ、ユーティリティには双眼鏡とその他こまごました物を入れてその上にGPSのバックアップ用コンパスポーチを重ねていました。後ろ寄りにスモーク用のドッペルを付けていましたが結局使わずでした。

ナビゲーションは左手首に取り付けたGarmin ForeTrex301と紙地図、iPhone向けTAKアプリのiTAKを使いましたが基本的にケータイポチポチでした。正直この手のアプリが便利すぎるので次回は連携をとれるようATAKを導入したいです、というよりMFEのような「ミルシム」ならほぼ必須です。実際の各国最新装備でスマホを携行している兵士が多いのも納得します。
ただしバッテリー消費や、起動直後の座標取得にラグがあるなど様々な問題が起きることを想定して、紙地図やGPS、コンパス等の予備機材を携行する必要はあるでしょう。

モジュラーベルトには左寄りに予備弾用ローダーとマルチツールを入れたピストルポーチと水・食料入れとして大型ユーティリティ、後ろ寄りにダンプポーチとメディックポーチ、右はP8用ホルスターとストラップカッターを配置。
大型ユーティリティには0.5Lの水1本とカロリーメイト、おやつカルパスのような小さい食べ物も入れていたのですが底が深かったので物によってはさすがにちょっと取りづらかったですね…。

背中に背負ったMunroには予備弾薬用ペナルティ水をMG用2Lと個人用1.5L、雨具としてシンパパルカ上下と消毒用品やその他こまごました物を入れていました。飲料水として0.5Lほどの水を入れたCAMELBAK THERMOBAKをMunroに入れたりそのまま背負ったり。ハイドレは短い休憩時間においてもすぐ水分補給できるのですが、背中の熱でぬるい水が出たり手入れが面倒だったりでそこは考え物ですね…。

銃はG36A1ベースに多少使いやすくパーツを変えています。スリングは長時間の行動を考えるとパッド入りや太めのスリングがいいですね。
携行本数は30発×7+1本と予備弾薬として90発でしたが、ACT2での攻勢においてはかなりの弾薬消費があり予備弾薬を使う前に死亡しましたがその時点で残り1本まで使っていたので、重りのペナルティがあるとはいえ予備弾薬は持っておいて損はないでしょう。
ACT3でも残り3本ぐらいまで撃ったので、あれで西側戦域まで到達していたら恐らくそのままでは弾切れを起こしていたと思います。
拳銃は撃たないだろう(そもそも米陸装備では持つことが無く習慣づいていない)とモデルガンを差していたのですが、弾切れや銃のトラブルもそうですが様々な要因で片腕を使えない状況が起きた際にサイドアームがあるとないのとでは大違いであるので、拳銃を持てる装備なら撃てる鉄砲を持っておくべきだなと考えさせられました。

通信機器は特小無線を入れたPRC148とPeltor PTT、加速コムを使用。無線手なら本来SEM70のようなマンパックラジオ、少なくともSEM52SLがいいんでしょうが、米軍からの貸与無線ということで148です。そういうことにしてください。
特小を使うならロングアンテナ付きの特小を裸で携行してイヤホンをつなげて使用するのがベストですね。起伏で電波の通りが悪く通信状況が悪化することがしばしばありました。
衣類は空挺でも見られるFeldbluseと空挺といえばなEKH。EKHには膝にウレタンパッドが内蔵されていますが、ニーパッド無しでもそれなりに保護効果がありました。ただ万全な怪我の予防を考えるならニーパッドは必要でしょう。


プレキャリかハイドレの負い紐かバックパックの紐かどこが原因かわからないんですが、度々「パキィ」「ピシッ」のような音というか衝撃が起きて被弾か紛らわしかったのでどうにかしたい。どうにかします。


個人的には前回の反省点を生かせた部分もありましたが、もっと何かできたのではないかと思う部分もありここは次につなげていきたいですね。
2度目のミルシムでしたが、今回も色々発見することがありとても楽しかったです。特に違う国の装備での参加だったので、それぞれの装備で思うところがいろいろ見つけられたのはよかったです。


同じカテゴリー(行動記録)の記事画像
2021.10.30 「第6回 関西芋煮会」
2021.7.25 「DEVOR卿と軍装撮影会」
2020.11.21 「第5回 関西芋煮会」
2020.9.20/21 「Mason rock.V3 Phase4」
2020.7.11 「トレンチ焼肉会」/ 2020.8.14 キャンプ大原定例 / 2020.8.16 トレンチ定例
2020.3.21/22 「MMM2020 MAR」
同じカテゴリー(行動記録)の記事
 2021.10.30 「第6回 関西芋煮会」 (2021-11-17 20:00)
 2021.7.25 「DEVOR卿と軍装撮影会」 (2021-08-26 09:00)
 2020.11.21 「第5回 関西芋煮会」 (2020-12-26 00:57)
 2020.9.20/21 「Mason rock.V3 Phase4」 (2020-12-19 00:50)
 2020.7.11 「トレンチ焼肉会」/ 2020.8.14 キャンプ大原定例 / 2020.8.16 トレンチ定例 (2020-12-06 21:43)
 2020.3.21/22 「MMM2020 MAR」 (2020-05-12 22:00)
Posted by ルキポン at 21:00│Comments(0)行動記録
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。