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2016年08月05日

101空挺1-506th INF その⑤(国内装備編)

いろいろ調べなおしてたりしてたら上げるの遅くなりました…。

今回は1-506の12年頃から最近までの国内の装備についてでも書いていこうかと。
国内、結構面白いです。
2009-11年頃は迷彩や装備の転換期で、アフガニスタンで活動している他の部隊の中には服とアーマーの迷彩がごちゃ混ぜになってる写真もあります。

101空挺1-506th INF その⑤(国内装備編)
有名な4歩の写真
この写真当時のACUは試験最終段階だったモノらしく正式採用品とはちょっと違うよとのこと。


09-11年頃は戦場での実地試験の為に、迷彩服以外にもテスト装備を着けている部隊があちこちにいます。
例:Crye UCP迷彩コンバットパンツ、UCP/MBAV、MBAV-A、UCP-D迷彩装備...etc
1-506にも入ってるUCP/SPCSも一応テスト配備アイテムですしおすし…。
2-506はアフガニスタンにおいてXM25の試験運用を行ってます。

迷彩服に関しては2010年後期にOEF-CPが、2015年7月頃にScorpion W2(OCP)が正式採用されたみたいですね。

しかし1-506では迷彩や装備のテストはUCP/SPCS以外行われなかったらしく、採用されたOEF-CP装備で全身丸ごと更新されたようなので、アフガン派遣で迷彩が混ざっている兵士は見かけません。


しかし国内ではそんなものお構いなし
フツーに混ざってます。


服に関してですが、2014年頃までは式典やイベントなど装備を着けない状況ではUCPの方が多いですが、2015年後半以降ではかなりの数がOCPに切り替わっています。
(第3回アフガニスタン派遣関連の式典では全員OEF-CP着用)
ただし、演習など装備を着ける状況では未だ多くのUCPのACUが使われている印象を受けます。

アーマーは2013年初頭頃まではまだUCP迷彩の方が多い印象ですが、それ以降はOCP迷彩が増えていきます。

アーマーはOTV、IOTV GEN1、GEN2(UCP、OCP)、GEN3、SPCS(OCP、UCP)が使われてます。
IOTV GEN2はOCP迷彩のやつ全然いないんですけどどうなってんの。
国内においてはUCP/SPCSは滅多に見ません。どこに消えた。
最近はさすがにOTV、IOTV GEN1の数は減ってきましたが…。
各種アーマーの上にFLC等のベストやチェストリグ着てる人も結構います。

アーマーもこのように色々ごちゃ混ぜなので…

101空挺1-506th INF その⑤(国内装備編)
OCPのACUにOTV

101空挺1-506th INF その⑤(国内装備編)
2013年の写真ですが、古参のOTVと当時最新のIOTV GEN3の共演とかもありますあります。

2012~2013年時点ではまだまだOCP迷彩の戦闘服が国内に配備されていないようで、アーマーやヘルメットカバーのみOCP迷彩という組み合わせが多いです。

101空挺1-506th INF その⑤(国内装備編)
2012年実施のEagle Flight III時の写真
101空挺1-506th INF その⑤(国内装備編)
2013年2月の射撃演習時

これは2-506や1-61 CAVなど第4旅団戦闘団内の他の部隊でも同じような状況かと思われます。
101空挺1-506th INF その⑤(国内装備編)
2013年、2-506のHHCが行った射撃訓練より

ほとんどOCPのアーマーです。手前から3人目の女性兵士はUCP/SPCSですね。


ポーチはやはり官給が多いです。派遣時に比べると私物の割合は減っている印象ですが、人によっては結構混ぜてる人もいます。
ユーティリティ・アドミン関係はさすがに私物ばかりですが…。

101空挺1-506th INF その⑤(国内装備編)
左の人が付けているのはTAC-TのMAVですかね。

国内においてもTAC-Tまみれ(もはや信者)な兵士いますね…。
どこの部隊でもいるように思うんですけど、やっぱそれだけ信頼されてるメーカーなんですかね。

派遣時と同じく、私物で多いのはTAC-TやTAG、SPEC-OPS等のポーチ類ですね。


背中に関しては演習時はハイドレーション背負ってる兵士が多い印象を受けます。
ハイドレーションはやはり官給が多いですが、CAMELBAKなどの背負い式やTAC-TなどのMOLLE取り付け式もいます。

バックパック背負ってる兵士もいますが、何かの役職に就いている兵士が背負ってる気がします。
ラジオマンだと中身はマンパックラジオ(PRC150?PRC117F?G?)だと思われます。アンテナが飛び出ているのでラジオマンはすぐ目立ちますね。


役職や演習内容によってはAT4やトライポッド(機関銃用の三脚)、エントリーツール、担架などを背負ってます。

101空挺1-506th INF その⑤(国内装備編)
左の兵士の腰にあるのはBulldog Tactical Equipment 「M240B/ M249 SAW SPARE BARREL BAG」、機関銃の予備バレルケースだと思います。

101空挺1-506th INF その⑤(国内装備編)
左のこちら側を向いている兵士はAT4を背負っていますね。右の方にいる兵士が背負っているデカい塊が担架です。

101空挺1-506th INF その⑤(国内装備編)
Skedco 「Sked® Basic Rescue System」でしょう。
101空挺1-506th INF その⑤(国内装備編)
使用例


ちなみに衛生兵の背負い物ですが、国内でも官給メディックバックパックの存在確認できてません()

ということで…

101空挺1-506th INF その⑤(国内装備編)
101空挺1-506th INF その⑤(国内装備編)
お ま た せ。
TSSI M9 Assault Medical Backpack

一応他のメーカーの物も確認できましたが、M9の方が多いです…やっぱ王道ですね………。


このように国内は国内で面白いことになっているので、やってどうぞ。

では今回はこの辺で。


2018/4/15 追記・訂正


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Posted by ルキポン at 18:58│Comments(0)米陸
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