2019年04月29日
キット解剖(G36マガジンポーチ)
LHT独特支給gen3キットの内容物を見ていきます。
といってもLHT製品の細かい仕様の話や使用例等はアントン重工他、先達の方々が紹介しているのでそちらへどうぞ。
まずはG36のマガジンポーチから。
G36 Doppelmagazintasche, III Gen
G36用ドッペル(ダブルマグポ)。

フラップが丸く、縁取りされているgen3と呼ばれる古いモデル。キットには4個付属。
といってもLHT製品の細かい仕様の話や使用例等はアントン重工他、先達の方々が紹介しているのでそちらへどうぞ。
まずはG36のマガジンポーチから。
G36 Doppelmagazintasche, III Gen
G36用ドッペル(ダブルマグポ)。
フラップが丸く、縁取りされているgen3と呼ばれる古いモデル。キットには4個付属。
フラップ開閉はベルクロとボタン併用。
全く見えていないですが、タグの下に白い糸らしきものがびっしりあったので本来タグがあったんでしょうかね……?
中にはベルクロで取り外し可能な仕切り。
手元に元ネタになったであろうTAC-TのUNIVERSAL MAG POUCH(旧型)があるので並べて観察。
比較対象とするなら、より形状の近い新型ユニバーサルの方が適任ですがあいにく保有していない…。新型と旧型の基本構造は同じなので、まぁ…。
ユニマグは新型旧型ともに本体が丸みを帯びていますが、ドッペルは縫い方の影響で角ばっています。
ドッペルは内側の底に仕切り取付用のベルクロがありますが、ユニマグにはありません。
ユニマグにはフラップに内貼りがありますが、ドッペルにはありません。ドッペルの方がペラペラしている印象。ベルクロはボタンの分、下にずれているのでドッペルの方が長めです。
Tac-Tタグの初期ドッペル(?)は内貼りがなされているようです。
横は新型ユニマグ同様、パルステープが縫い付けられています。バンジーコードの材質は似たような物ですが、絞りの形状が違います。ユニマグの方はバンジーコードの通す部分がねじれちゃってますね…。
あまり気にするところでもないですが、ベルクロの縫い糸がドッペルは正面のベルクロ部だけなのに対し、ユニマグは内部に折り返した生地ごとぐるっと一周縫われています。
裏面のパルステープの縫い付け方ですが、ユニマグが縁取りの上からパルステープを縫い付けているのに対し、ドッペルはパルステープの上から縁取りを縫い付けています。ここらへんはTAC-Tでも製品によって違ってたりしますね。
縫われているパルステープは、ユニマグは5列、ドッペルは中央を無くした4列です。
米海特装備やってる人から、海特隊員は究極まで重さを軽くするためにパルステープを切り取ったり縫い糸取ったりすることがあるという話を聞いたことがあるので、もしかするとそういう意図が……?
G36 Einzelmagazintasche
G36用アインツェル(シングルマグポ)。
エラスティックバンドが表を通っているgen2モデル。キットには8個入っています。
世代等に関してはアントン重工さんにて紹介されています。
とにかくエラスティックバンドの締め付けがキツイ。マガジン抜かせる気があるのか。
背面下部にメーカータグ。こちらも裏に白い糸らしきものがビラビラ。
いくらG36用といえ、5.56mmを用いるマガジンを入れるためとは思えない容積。7.62mm用のG3マグ入れてもガバガバどころか、本職よろしくMBITR入れてもまだ余裕がある。
とはいえバンド締め付けがキツ過ぎて何を入れるにも”スッ”とは入らない。
キットに入っているG36用マグポーチはこの2種になります。
Posted by ルキポン at 21:00│Comments(0)
│装備