2019年06月30日
ジェロニモなリュック
ネプチューンスピア作戦で標的に"ジェロニモ"という暗号名が付けられていましたが、本記事とは特に関係ないです。

LBT-2165A
Geronimo Junpable Assault Backpack (Geronimo Pack)
かの有名なLondon Bridge Trading(LBT)が作った空挺降下にも対応できる3day相当の容量があるバックパックです。なんでジェロニモなのかは知りません…。
かなりの使用感で非常にいい雰囲気。海外オクで購入したため正確な出所はわかりませんが、他の出品物的に空軍にいた人から放出されていたのは間違いなさそう。実は中からTAC-Tのポーチ3つと40mmベルトが出てきました。ありがとう空軍ニキ…!!
このリュック、カラーバリエーションや細部の違い等で全く同じ物を見つけるのが割と難しいです…。

LBT-2165A
Geronimo Junpable Assault Backpack (Geronimo Pack)
かの有名なLondon Bridge Trading(LBT)が作った空挺降下にも対応できる3day相当の容量があるバックパックです。なんでジェロニモなのかは知りません…。
かなりの使用感で非常にいい雰囲気。海外オクで購入したため正確な出所はわかりませんが、他の出品物的に空軍にいた人から放出されていたのは間違いなさそう。実は中からTAC-Tのポーチ3つと40mmベルトが出てきました。ありがとう空軍ニキ…!!
このリュック、カラーバリエーションや細部の違い等で全く同じ物を見つけるのが割と難しいです…。
まずは外見から。写真そのうち撮りなおします……。

外見はLBT-1476Aにポケット3つを縫い付けたようなそこそこ特徴的な形。収容部はメインとサブ、3個のポケットの計5か所。メインとサブ、ポケットの各ジッパーは2個のスライダーで開閉できます。

上部には丈夫そうなキャリングハンドルとジッパーが勝手に開くのを防ぐためのファステックス付きナイロンテープ。ハンドル下のベルクロカバーを開けるとハイドレーションチューブ・ケーブル等を通すための穴が出てきます。
本職がダクトテープで纏めてるので上部ファスは全く意味を成してませんが、使用例見ててもここを固定してる兵士があまりいない。

両サイドに追加アクセサリー類を付けるためのテープが縫い付けられているのと、ファスナーが開くのを防ぐためのファステックス付きテープが2本。

本職によって片側の上部に穴が開けられています。PRC-117F等のアンテナを出すためには、そのままでは一番最初の写真のようにジッパーを半開きにして隙間から出すしかないようなのですが、これを使っていた本職はここに穴を開ける方法を選んだようですね…。

両サイドの下の方にはボタンで閉じられているポケットがあり、その中には空挺降下時に使用するアタッチメントストラップが収納されています。どう使うかはよくわかりません…。

ショルダーストラップはパッド入りで表面の一部にゴムのようなもので滑り止め加工がなされています。ストラップ下部はファステックスでバッグ本体に接続されており、迅速な脱着が可能。
本来ならばこの滑り止め部の横にケーブルを通すガイドがあるのですが、放出時には切り取られていました。

腰の部分にはパッド入りベルトをベルクロで固定することが出来ます。残念ながら放出時に欠品でした…。
適当なモジュラーベルト類を挟んで使う事も可能っちゃ可能です…が、ベルクロの影響で割とベルトが毛羽立ちます。ただベルトがあると身体への負担が全然違いますね。

底には水抜き用のドレンホール。

メイン収容部はジッパーで開閉。かなり大きく開くことが出来ます。
内部は背中側にフレーム用ポケットとハイドレーション用ポケットがあり、手前にはハイドレーションチューブ・ケーブル固定用?テープと通信機器(マンパックラジオ)を固定するためのストラップが付属。

タグ。製造年によって書いてる内容やそもそもの商品名が変わっているようです。

樹脂製フレームにはナイロンがポケット状に縫い付けられており、そこにアルミ製の板が刺さっています。普通に近接武器になりそう。
カタログによればアルミ板は医療用添え木として使用するために取り外し可能になっているのだとか。
樹脂板の背中側にはスポンジが接着されています。

サブ収容部もジッパーで開閉しますが、あまり大きく開きません。収容部は薄く底も浅い。

2つ並んだポケットはファステックスで開閉。口には絞りが付いています。マンパックラジオの予備バッテリーやレンジファインダー等を入れるのがちょうどいいのかもしれない。

ファステックスはGERALD SCHWALTZ製。
使用例。
空軍でちょろっとしか探していませんが、ちらほらと見かけます。陸一般の写真にも紛れていることがありますがほぼ随伴空軍ですね。

2008.11.04 HOHENFELS, GERMANY (photo : U.S. AIR FORCE)
NATO合同演習 Allied Strike IIにJTACインストラクターとして参加していた8th ASOSの兵士から。本来ならアンテナはこういう形でしか生えないはずなんですが…。

2009.06.23 Hickam Air Force Base, HAWAII. USA (photo : U.S.AIR FORCE)
米国内での訓練へ向かう25th ASOSのTACP。LBT-1572Qの奥に隠れてますがLBT-2165Aです。WLの服にも合います。

2011.11.15 Creswell, N.C. USA (photo : U.S. AIR FORCE)
米国内演習時の14th ASOSのALOからUCPカラーの使用例。本来ならこのようにケーブルガイドが付属している。

2011.09.? Kandahar province, Afghanistan. (photo : U.S. ARMY)
右の第10山岳師団随伴空軍JTAC(ALO)の人が背負っています。滑り止め部とケーブルガイドの色が違う個体もあります。そもそも滑り止めが無かったり…?
外見はLBT-1476Aにポケット3つを縫い付けたようなそこそこ特徴的な形。収容部はメインとサブ、3個のポケットの計5か所。メインとサブ、ポケットの各ジッパーは2個のスライダーで開閉できます。
上部には丈夫そうなキャリングハンドルとジッパーが勝手に開くのを防ぐためのファステックス付きナイロンテープ。ハンドル下のベルクロカバーを開けるとハイドレーションチューブ・ケーブル等を通すための穴が出てきます。
本職がダクトテープで纏めてるので上部ファスは全く意味を成してませんが、使用例見ててもここを固定してる兵士があまりいない。
両サイドに追加アクセサリー類を付けるためのテープが縫い付けられているのと、ファスナーが開くのを防ぐためのファステックス付きテープが2本。
本職によって片側の上部に穴が開けられています。PRC-117F等のアンテナを出すためには、そのままでは一番最初の写真のようにジッパーを半開きにして隙間から出すしかないようなのですが、これを使っていた本職はここに穴を開ける方法を選んだようですね…。
両サイドの下の方にはボタンで閉じられているポケットがあり、その中には空挺降下時に使用するアタッチメントストラップが収納されています。どう使うかはよくわかりません…。
ショルダーストラップはパッド入りで表面の一部にゴムのようなもので滑り止め加工がなされています。ストラップ下部はファステックスでバッグ本体に接続されており、迅速な脱着が可能。
本来ならばこの滑り止め部の横にケーブルを通すガイドがあるのですが、放出時には切り取られていました。
腰の部分にはパッド入りベルトをベルクロで固定することが出来ます。残念ながら放出時に欠品でした…。
適当なモジュラーベルト類を挟んで使う事も可能っちゃ可能です…が、ベルクロの影響で割とベルトが毛羽立ちます。ただベルトがあると身体への負担が全然違いますね。
底には水抜き用のドレンホール。
メイン収容部はジッパーで開閉。かなり大きく開くことが出来ます。
内部は背中側にフレーム用ポケットとハイドレーション用ポケットがあり、手前にはハイドレーションチューブ・ケーブル固定用?テープと通信機器(マンパックラジオ)を固定するためのストラップが付属。
タグ。製造年によって書いてる内容やそもそもの商品名が変わっているようです。
樹脂製フレームにはナイロンがポケット状に縫い付けられており、そこにアルミ製の板が刺さっています。普通に近接武器になりそう。
カタログによればアルミ板は医療用添え木として使用するために取り外し可能になっているのだとか。
樹脂板の背中側にはスポンジが接着されています。
サブ収容部もジッパーで開閉しますが、あまり大きく開きません。収容部は薄く底も浅い。
2つ並んだポケットはファステックスで開閉。口には絞りが付いています。マンパックラジオの予備バッテリーやレンジファインダー等を入れるのがちょうどいいのかもしれない。
ファステックスはGERALD SCHWALTZ製。
使用例。
空軍でちょろっとしか探していませんが、ちらほらと見かけます。陸一般の写真にも紛れていることがありますがほぼ随伴空軍ですね。

2008.11.04 HOHENFELS, GERMANY (photo : U.S. AIR FORCE)
NATO合同演習 Allied Strike IIにJTACインストラクターとして参加していた8th ASOSの兵士から。本来ならアンテナはこういう形でしか生えないはずなんですが…。

2009.06.23 Hickam Air Force Base, HAWAII. USA (photo : U.S.AIR FORCE)
米国内での訓練へ向かう25th ASOSのTACP。LBT-1572Qの奥に隠れてますがLBT-2165Aです。WLの服にも合います。

2011.11.15 Creswell, N.C. USA (photo : U.S. AIR FORCE)
米国内演習時の14th ASOSのALOからUCPカラーの使用例。本来ならこのようにケーブルガイドが付属している。

2011.09.? Kandahar province, Afghanistan. (photo : U.S. ARMY)
右の第10山岳師団随伴空軍JTAC(ALO)の人が背負っています。滑り止め部とケーブルガイドの色が違う個体もあります。そもそも滑り止めが無かったり…?
Posted by ルキポン at 13:00│Comments(0)
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